浴室・洗面所・トイレは、すべて水廻りなので、近くに配置することが、
建築費のコスト削減につながります。
また、ダイニング、キッチン、階段と回遊できる位置関係にしておくことが、
家事負担を減らすことに繋がります。
トイレ内に手洗いをつける場合とつけない場合では、トイレに使う床面積が変わってきます。
床面積に余裕があれば、手洗いがあった方が便利ですが、床面積の余裕がない場合、
洗面所との位置関係によっては、トイレ内に手洗いは必要ありません。
トイレはいつでも清潔にしておきたい場所なので、掃除のしやすさも大切です。
床面積によっては、手洗いをつけると、掃除がしにくくなってしまうこともあります。
・間取りで考えたいトイレ
注文住宅を作る時、間取りを考えることはとても重要なのですが、その中でも生理現象と深く関わっている場所は、よりこだわることが必要です。
毎日の食事に関わるキッチンはもちろん、睡眠に関わるベッドルームなども重要です。
ただ、それらよりもさらに重要となるのが、トイレとなります。
トイレ内にも収納があった方が便利ですね。トイレで使用するもの（トイレットペーパーや掃除道具等）を収納できる場所があると便利です。トイレットペーパーなどはトイレ内上部に設置した収納を使い、掃除道具は床面（トイレの隅）に小さな収納を設置することが多いです。
トイレはスペースも小さく1畳〜2畳ほどで作れます。
ただ、スペースが小さいのに絶対に必要となるということもあって、間取りに悩むことも意外と多いと言えるでしょう。
トイレの間取りとしては、玄関の近くやバスルームの近く、寝室の近くなどが定番です。
これは好みで選んでも良いですが、人によって違ってくるため一概には言えません。
また、トイレの数をどうするのかもしっかり考えておきたいですね。
普通の家庭であれば、一階部分と二階部分にそれぞれ1つずつ配置することが多いです。
それらの点も含め、まずはハウスメーカーと相談して、トイレをどうするのかをしっかり考えてみると良いでしょうね。